2008年12月27日

狭心症と生活改善

狭心症と診断されると、ニトログリセリン舌下錠による胸痛を抑える治療と、抗狭心症薬(「硝酸薬」「ベータ遮断薬」「カルシウム拮抗薬」)および手術による胸痛を予防する治療が開始されます。もちろんこれらは非常に大切な治療法ですが、予後には、日ごろの生活が大きくかかわります。狭心症のリスクを少しでも下げるような生活へと改善する必要があります。
以下にその注意点をあげます。

1.運動について・・・過激な運動は避けます。
2.トイレについて・・・冬の夜間には、トイレに行くのではなく排尿には尿瓶(しびん)を用いるか、トイレを暖かくする工夫をします。また、排便時には強くいきまないようにしましょう。
3.生活に余裕をもつ・・・早朝は狭心症を起こしやすく、冬は特にその危険が高まります。朝、あわただしく出勤するのはよくありません。また、睡眠不足は狭心症のリスクをあげます。夜更かしをしないことが大切です。
4.入浴、洗顔・・・入浴は熱い湯や長湯は避けます。冬の浴室は、あらかじめ湯船のふたをあけておくなど、浴室を十分にあたためてから入るようにします。また、朝の洗顔に使う水も温水を使うようにします。
5.食事・・・腹八分目にしましょう。満腹になると心臓の働きが活発になり、負担をかけることになります。また、消化のために血液が胃や腸に集中し、その結果、心臓へまわるはずの血液が不足がちになるからです。そのほか、食べすぎによる肥満は、狭心症の原因となる動脈硬化を進めます。高血圧症、糖尿病、高脂血症といった疾患がある方は、それらの治療のためにも食事の改善を進めましょう。
6.喫煙・・・禁煙!は、いうまでもありません。
7.心身のストレス・・・動脈硬化を進める危険因子です。気持ちをゆったりと持ちましょう。
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2008年12月25日

狭心症と胸痛

狭心症の症状の特徴は、胸の痛み(胸痛)です。痛みの感じ方は人によってさまざまですし、表現のしかたも異なりますから、一概にどのような痛みか、とはいえませんが、「胸が締め付けられるような痛み」「胸が押さえつけられるような痛み」「胸がつまるような苦しみ」と表現されることが多いようです。心筋梗塞の胸痛が、「火ばしを胸に当てられたような痛み」「焼きごて当てられたような苦しみ」と表現されるのと比べると、刺すような痛みというよりも鈍く、重苦しい痛みという感じのようです。

痛みを感じる場所は、前胸部、特に前胸部の中心に走る骨(胸骨)の裏側あたりに感じることが多いです。ただし、人によって、また場合によって、みぞおち付近や、前胸部全体、左右のいずれか、に痛みが感じられることもあります。
そのほか、「放散痛(ほうさんつう)」といって、主に身体の左側のあちこちに痛みが現れることがあります。左腕、頸部、下あご、背中など、ときには奥歯が痛む、ということさえあります。

胸痛が出始めてからおまるまでの時間は、通常、安静にしていれば数分?10分以内です。胸痛が30分以上にわたって続く場合は、心筋梗塞が疑われます。
胸痛の発作は、月に1回程度の方もいらっしゃれば、日に数回起こるという方もいらっしゃいます。痛みが軽いために記憶からもれていらっしゃるということもありますし、狭心症の発作が起こるのを恐れて激しい運動を控えるようになり、発作が抑えられているということもあります。
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2008年12月13日

心筋梗塞

心筋梗塞(しんきんこうそく)は、心臓病のなかでも狭心症とならび、現在、もっとも注目を浴びている疾患です。狭心症と心筋梗塞はまとめて「虚血性心疾患」と呼ばれます。

心筋梗塞は、心筋(心臓を動かす筋肉)に酸素を含んだ血液を運ぶはずの血管がつまり、極度に狭窄したためにその部分よりも先に血液が流れなくなったことで、心筋が、もはや回復不可能なまで破壊されてしまう疾患です。

心筋梗塞の特徴的な症状は、前胸部の長く続く痛みです。持続時間は20?数時間です。安静にしても、なおりません。ニトログリセリンでも改善しません。狭心症でも同じように胸に痛みがありますが、狭心症の場合は、3?15分程度でおさまり、安静にし、ニトログリセリンによって回復します。

そのほか、心筋梗塞では、顔面蒼白、冷や汗がみられます。不整脈が出やすく、意識障害や嘔吐がときおりあります。

心筋梗塞は、その半数がまったく突然に起こります。あとの半数は、狭心症が発展して心筋梗塞にいたったものです。狭心症から発展したような場合、心筋梗塞の発作の数週間?1ヶ月程度前にそれらしき兆候がみられます。たとえば、狭心症の回数が増えた、以前よりもほんのちょっとしたこと(簡単な動作)で狭心症が起こった、労作狭心症から安静狭心症になった、ニトログリセリンが効かなくなった、といった変化があらわれた場合には、注意が必要です。

心筋梗塞の発作が起きたら、時間が勝負です。ただちに救急車を呼び、「冠動脈疾患集中治療室」(CCU)がある病院へ入院します。
タグ:心筋梗塞
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2008年11月30日

狭心症と心筋梗塞

心臓病のなかでもっとも注目されているのが、狭心症と心筋梗塞です。両者をまとめて「虚血性心疾患」と呼びます。

狭心症というのは、心臓そのものに酸素を送っている冠動脈が、動脈硬化などによって狭くなった結果、心臓が必要とする血液を得られなくなったときに生じる病気です。

一方、心筋梗塞は、心臓を動かす筋肉(これを「心筋」と呼びます)に酸素を含んだ血液を運んでいる血管が詰まり、極端に細くなった結果、その部分より先に血液が流れなくなって、心筋が壊れてしまい、もはや回復不可能な状態になったものです。

狭心症と心筋梗塞は良く似ていますが、違う病気です。以下に、共通する症状の、微妙な違いをあげます。

心筋梗塞
・胸痛・・・強い痛みです。持続時間は20?数時間です。安静にしても、なおりません。ニトログリセリンでも改善しません。
・そのほかの症状・・・顔面蒼白、冷や汗がみられます。不整脈が出やすく、意識障害や嘔吐がときおりあります。

狭心症
・胸痛・・・締め付けられる感じの痛みがあります。持続時間は3?15分程度です。安静にすると、なおります。ニトログリセリンで改善します。
・そのほかの症状・・・不整脈が時折ありますが、さほど多くはありません。嘔吐が時折みられます。
*心筋梗塞にみられるような、顔面蒼白、冷や汗、意識障害はありません。
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2008年11月25日

狭心症と心筋梗塞

日本人の死因の第2位を占めるのが、心臓病です。

なかでももっとも注目されているのが、狭心症や心筋梗塞といった、「虚血性心疾患」です。「虚血(きょけつ)」とは、心筋(心臓の筋肉)に必要なだけの血液が冠動脈(かんどうみゃく)から供給されなくなってしまうことをいいます。冠動脈の動脈硬化が原因によるものです。
狭心症や心筋梗塞はどのように診断されるのでしょうか。
狭心症や心筋梗塞の場合、まずその最大の特徴である胸痛によって判断します。ただし、狭心症や心筋梗塞のなかには、胸痛がほとんどみられないものもあります。これを無症候性の虚血性心疾患といい、お年寄りに多くみられます。
そのため、胸痛といった自覚症状だけでなく、心電図による検査が必要となります。
心電図は、心筋での電圧の変動を身体の表面からとらえる検査で、あらゆる心臓病で必須の検査です。心筋のさまざまな変化が明らかになります。特に、不整脈、心筋梗塞、狭心症には欠かせない検査です。
心電図をとると、虚血性心疾患ならばそれ特有の心電図変化が現れます。しかし、狭心症の場合、このような変化は、発作の起こっているときにしかみられません。一方、心筋梗塞の場合は、通常、心筋に回復不可能な傷跡が明確に残っていることから、発作のない場合でも心電図で病的な変化をとらえることが可能です。
*ただし、一部、軽い心筋梗塞の場合は、傷跡がわからないこともあります。
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2008年09月10日

心臓病(心臓神経症)とは?

心臓病の代表的な症状は、以下のものです。

動悸、息ぎれ、呼吸困難、胸痛、不整脈、むくみ(浮腫)などです。

動悸とは、心臓が衰弱したときに生じます。

激しい運動をしたあとや、興奮したときには、健康な人でも心臓がドキンドキンと脈打つのを感じますが、動悸(どうき)とは、通常は感じない心臓の鼓動を、安静時や軽い運動で心臓がドキドキと打つのを感じることをいいます。

また、「心臓神経症」といって、実際には心臓は丈夫なのですが、動悸や息切れ、胸痛、頻脈などの心臓病の症状が現れる場合があります。

心臓神経症は、ストレスや不安が原因と考えられます。各種の心臓検査をおこなっても心臓に異常がみられないだけでなく、心臓のはたらきに影響を与える病気も認められないときに、心臓神経症と診断されます。

心臓の病気は、本当に心臓が悪いのか、それともほかに動悸が起こる疾患があるのか、もしくは神経性のものなのかの区別が難しいです。

異常感じたら専門の医師による検査、診断を受けるようにしてください。
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